No Collective+米ヴァージニア大学大学院作曲家+東京現音計画
~ヴァージニア大学レジデンシープログラム・コンサート(Zoom)
日時(日本時間):
2022年4月30日(土)22:00~、5月1日(日)10:00~
(2回公演、各約2時間)
アメリカの名門ヴァージニア大学で、中井悠を中心とするNo Collectiveと東京現音計画が、初のバーチャルレジデンスを実施。全世界に浸透したメディアツール「Zoom」を楽器として音楽を生み出すというNo Collectiveのコンセプトに、大学院で作曲とコンピュータ技術を専攻する作曲家たちと東京現音計画が半年にわたって挑んだ共同作業の成果を、オンラインで発表します。
コロナ禍で通常のレジデンスが困難となったがゆえに実現した、国境を超えたコラボレーション。4カ国にまたがる時差と言語の壁を乗り越えて生み出す、まったく新しい音楽体験にご期待ください。
視聴はこちらのサイトから:「Zoom link for both performances」のボタンをクリック!
https://music.virginia.edu/no-collective-residency-tokyo-genon-project
視聴料:無料
プログラム(いずれも2022世界初演):
-Brian Lindgren: Eight Scattered Thoughts – Experiments in Failure for tuba, baritone saxophone, marimba, piano and electronics processing
-Juan Carlos Vasquez: DOREP ÁMPORA for percussion
-Varun Kishore: peculiar convergence chamber for Zoom, saxophone, tuba, piano
-Omar Fraire: 3つの冒涜 tres profanaciones performance for Tuba and electronics
-Matias Vilaplana Stark: all my friends are gone for piano and looper over Zoom
-Daniel Fishkin: THERE’S ALWAYS SOMETHING WRONG WITH THE TRUTH for tuba, saxophone, percussion, piano, and electronics
司会:No Collective(司会は英語と日本語で行ないますが、回によって各言語の比重が異なる可能性があります)
演奏:東京現音計画:有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)
主催:The University of Virginia, Department of Music
経歴
No Collective:(中井悠、Kay Festa、Ai Chinen、Jay Barnacle、Earle Lipski、その他)パフォーマンスの物理的/非物理的なインフラを探究するパフォーマンスを制作・上演する集団(もどき)。2008年の設立以来、音楽(家)、舞踏(家)、演劇、台本、絵本やお化け屋敷を世界各地で発表してきた。2014年にはLeonardo Music Journal(MIT Press)により、いまテクノロジーを使って新しいことをしているアーティストの一人に選出された。彼らの作品の詳細な分析や研究は、Perspectives of New Music、TDR、Performing Arts Journalなど、さまざまな学術誌に掲載されてきた。出版プロジェクトAlready Not Yetも運営し、アルゼンチンの作曲家Ellen C. Covitoの作品集や、ベルリンのMuseum der Unerhoerten Dingeのカタログ・レゾネ、子どもによって書かれた実験的な絵本やことわざ集など風変わりな文学作品を刊行している。(nocollective.com / alreadynotyet.org)