東京現音計画#21~ミュージシャンズセレクション8:橋本晋哉2 with 菅沼起一「Switched-On Dufay」

公演日:2024年7月10日(水)19:00開演(18:30開場)
会場:すみだトリフォニーホール小ホール( 墨田区錦糸1-2-3)
https://www.triphony.com/access/

メンバーがプログラミングを行うミュージシャンズセレクション、橋本晋哉が再登場。
ゲストキュレーターに、リコーダー奏者で気鋭の音楽学者としても活躍する菅沼起一を迎え、現代音楽の地点から「古楽」にアプローチする試み。
クラシックの彼方、端と端から似たもの同士が呼び交わす新しい響き、乞うご期待。

ディレクター:橋本晋哉
プログラム監修:菅沼起一

演奏:東京現音計画 
有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、 黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)

ゲスト:菅沼起一(リコーダー)

プログラム:

・稲森安太己:ピアノ・エチュード第2番「デュファイへのオマージュ」(2023)
・夏田昌和:デュファイのいる風景(2024 委嘱初演)
【デュファイのスタイル・コンポジション(様式作曲)「現音計画アカデミー」成果発表】
・麻生海督《地下劇場4》
・石田千飛世《(タイトル未定)》
・内垣亜優《デュファイの音楽を聴いて》
・永見怜大《Blue Sky Falling》
・山田奈直《Cloak of Conscience》




舞台監督:鈴木英生(カノン工房)
照明:菅勝治
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)
フライヤー&ロゴデザイン、写真:松蔭浩之

主催:東京現音計画
助成:
公益財団法人 野村財団
芸術文化振興基金助成事業
公益財団法人 日本室内楽振興財団
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]

協力:有限会社ハリーケン、モモ・カンパニー




チケット★販売開始5月7日(火)10:00〜★:全席自由
前売 一般3000円、大学生・専門学校生1000円(税込)
当日 3500円
カンフェティ割 2500円(カンフェティ取扱限定、先着順)
高校生以下無料(本番前日までに問い合わせ先のメールアドレス宛にお申し込みください)

*学生券は入場時に学生証等の提示が必要です。
*未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い:カンフェティ
http://confetti-web.com/@/tgk21
フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)
・ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください。
・チケットレス「レスQ」もご利用可能です。

問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ)
メール:tgkseisaku@gmail.com
電話: 050-5532-5022(平日11:00〜18:00)




公演に向けて:橋本晋哉


古楽と現代音楽、クラシックの端と端に位置しているこの2つのジャンルには、意外と共通点があります。
第二次大戦を境として、古楽においては研究と実践の発展、現代音楽では作曲技法と演奏技術の変遷、そして何より、どちらも我々が普段接しているクラシック音楽に比べて、ちょっと不思議な響きを発見する場でもあるという点。ここでは響きと書きましたが、その後ろに控えている文化的、時代的、美的な背景の違いと言えるかもしれません。
 しかしながら、日本におけるそれら2つのスフィアの活動を見ていると、(もちろんですが)いくつかの違いも見受けられます。特に大きな違いとして、古楽ではアマチュアからプロフェッショナルまで、研究と実践の両面において境目のない層を形成していることが挙げられます。近年、理論や歴史についてのオンラインレクチャーも盛んで、アマチュアとプロフェッショナルが渾然一体となった演奏現場も少なくありません(そしてそれは聴き手に回ることも多くあります)。一方、現代音楽においては、その実践の困難さもあるかもしれませんが、作り手、演奏家、聴き手の間の相互の行き来に関してはそれほどの積極性はないように見受けられます。
 また、先ほど述べた、古楽の「不思議な響き」を作り出す作曲技法、演奏技法的な側面は、現代音楽の立場からも積極的に学ぶ必要があると考えています。
 東京現音計画では、これまでも作曲に関するレクチャーや共同作業、或いは聴衆参加型の演奏会などを企画実践してきましたが、今回は古楽との往来にスポットライトを当てて考えます。ゲストとして、まさに理論と実践を体現しているリコーダー奏者・音楽学者の菅沼起一さんにプログラムを監修いただきます。また並行して、作曲を学ぶ学生に、2024年に没後550年を迎えるギョーム・デュファイのスタイル・コンポジションを通じて新作を作曲、演奏会で発表する「現音計画アカデミー」を計画します。




プログラム監修にあたって:菅沼起一

古楽と現代音楽とのフュージョン、という本企画の案をいただいて、最初に思いついたものが、「様式作曲」と「リワーク(リコンポーズ)」であった。前者は、過去の一時代の音楽様式を模倣して新たに楽曲を制作すること、後者は、過去の音楽を素材に作曲者のイマジネーションを広げて行う再作曲のことである。両者は、共に伝統的な「クラシック音楽」のアンチテーゼとしての側面を持つ古楽と現代音楽の橋渡しをするポテンシャルを持ち、今後さらなる積極的な展開が期待されるジャンルである。
 来年没後550周年を迎えるギョーム・デュファイは、中世からルネサンスへの「転換」を実現した「大作曲家」として認知されているが、中世後期の巨匠ギョーム・ド・マショーに比べ現代音楽の世界からの注目度は低く、リコンポーズの数もマショーに比べ少ない。しかし、デュファイはルネサンス音楽に特徴的な様式とされる3度や6度などを協和音とした作法を持つ一方、中世以降の伝統的な手法であるアイソリズムによるモテットも数多く作曲するという、まさに新旧様式を併せ持つ興味深い作曲家である。記念年である2024年に、彼の楽曲を土台とした様式作曲やリワークを行うことで、彼の様式、ひいては中世・ルネサンスという時代区分への再評価を現代的な視点で実現できるだろう。さらに、音楽の一大転換期であった600年前の様式とその記譜法を今一度見つめ直すことは、現代の作曲家たちの新たな創造へのインスピレーションとなると考える。

菅沼起一 Kiichi Suganuma
京都府出身。東京藝術大学古楽科リコーダー専攻を卒業。音楽学専攻へと転向し同大学院修士課程を修了。大学院アカンサス音楽賞受賞。2016年より2019年まで日本学術振興会特別京都市出身。東京藝術大学音楽学部古楽科リコーダー専攻を卒業。音楽学専攻へと転向し同大学院修士課程を修了。大学院アカンサス音楽賞受賞。2016年より2019年まで日本学術振興会特別研究員(DC1)。博士後期課程を経て、バーゼル・スコラ・カントルム(スイス)とフライブルク音楽大学(ドイツ)との共同博士プログラムを最高点 Summa cum laudeで修了し、博士号(音楽学)を取得。リコーダー演奏と音楽研究の二足の草鞋による活動を展開している。中世音楽から新作初演まで、リコーダーのもつ広いレパートリーを網羅する演奏活動のほか、留学先で研鑽を積んだ様式作曲(過去の一時代の音楽様式を模倣して行う楽曲制作)を混ぜつつ、研究者として得た新しい視点を用いた演奏会のプロデュース・キュレーションを行う。2022年、第12回日本学術振興会育志賞受賞。現在、京都大学にて博士研究員(日本学術振興会特別研究員PD)、洗足学園音楽大学非常勤講師ほか。





「託児サービス」サポートについて
当コンサートへお出かけの際に託児サービスを利用する際、費用を負担します。
いくつか条件がありますので、ご希望の方は件名を「託児サービス希望」として下記にお問い合わせください。詳細についてのメールをお送りします。
メール宛先:tgkseisaku@gmail.com(担当:福永)
*このサポートは、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]により助成を受けて、東京現音計画が実施しています。


東京現音計画#20~コンポーザーズセレクション7:野平一郎〜回想のイティネレールと「飽和」(サチュラシオン)

写真:YOKO SHIMAZAKI

プログラム監修:野平一郎

日程:2024年3月22日(金)19:00開演(開場30分前)

会場:かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール(東京都葛飾区立石六丁目33番1号)
https://www.k-mil.gr.jp/institution/access/sym_access.html
京成線青砥駅下車徒歩5分

ひとりの作曲家にディレクションを託す「コンポーザーズセレクション」第7回目は、作曲家・指揮者として日本のクラシック音楽、現代音楽界を牽引し続ける野平一郎が登場。
プログラムされるのは、野平自身が80年代に参加したフランスの著名な音楽グループ「イティネレール」のレパートリーから、脱中央的なまなざしを持つ作品群。
まさに80年代から続く薫陶を全身に受けてきたメンバーが温めてきた渾身の企画、お立ち合いを。

プログラム
ヤン・マレシュ《ティチューブ》チューバのための(2001)
ラファエル・センド《バッドランズ》打楽器のための(2014)
フランソワ・ブーシュ《エコー分裂》エレクトリック・ギターのための(1986)
ヤン・ロバン《5つのミクロリュード》ソプラノ・サクソフォンとエレクトロニクスのための(2005)
ユーグ・デュフール《マティスによる「赤いアトリエ」》エレクトリック・ギター、サクソフォン、ピアノ、打楽器のための(2020)
ミカエル・レヴィナス《空間ピアノのエチュード》(1977/2010)
野平一郎《忘却のテクスチュアI》サクソフォン、チューバ、ピアノ、打楽器とエレクトロニクスのための(2023-2024 委嘱・世界初演)

Program:
Yan Maresz: Titube pour tuba (2001)
Raphaël Cendo: Badlands pour percussion (2014)
Francois Bousch: Fission d’echo pour guitare électrique (1986)
Yann Robin: 5 microludes pour saxophone soprano et électronique (2005)
Hugues Dufourt: L’Atelier rouge d’après Matisse pour guitare électrique, saxophone, piano et percussion (2020)
Michaël Levinas: Étude sur un piano espace (1977/2010)
Ichiro Nodaira: Textures de l’oubli I pour saxophone, tuba, piano, percussion et électronique (2023-24 commissioned, W.P.) 

演奏:東京現音計画 
有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、 黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)
客演:山田岳(エレクトリック・ギター)

*出演者、演目は変更になる場合があります。

主催:東京現音計画
助成:芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人野村財団、
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 [東京芸術文化創造発信助成]
この公演はサントリー芸術財団佐治敬三賞推薦コンサートです。

ピアノ提供:株式会社ヤマハミュージックジャパン

協力:Editions Henry Lemoine、東京音楽大学、秋山友貴、日本アルバン・ベルク協会、有限会社ハリーケン、モモ・カンパニー



チケット(税込):全席自由
前売 一般3000円、大学生・専門学校生1000円
当日 3500円
カンフェティ割 2500円(カンフェティ取扱限定、先着順)
高校生以下無料(本番前日までに問い合わせ先のメールアドレス宛にお申し込みください)

*学生券は入場時に学生証等の提示が必要です。
*未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い:カンフェティ
【URL】http://confetti-web.com/tgk20
フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)
・ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください。
・チケットレス「レスQ」もご利用可能です。

予約開始:2024年1月22日(火)10:00〜(予定)

問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ)
メール:tgkseisaku@gmail.com
電話:050-5532-5022(平日11:00〜18:00)




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ディレクターズノート

回想のイティネレールとサチュラシオン(飽和)

1973年に創設されたスペクトル楽派のグループとして著名な「イティネレール」。だが、常にその話題の中心はジェラール・グリゼーとトリスタン・ミュライユの2人に過ぎず、他の作曲家について語られることは、非常に稀である。音響スペクトルや、電子音響による伝統的楽器の拡張への多様なアプローチを包含していたグループのグリゼー、ミュライユ以外の他の作曲家、特にここでは挑発者・扇動者として、また劇場性への多様なアプローチで知られたミカエル・レヴィナス、常に音楽的探求と哲学的思考とが一体化するユーグ・デュフール、エレキギター奏者としての異色の経歴を持つフランソワ・ブーシュを取り上げたい。彼らはより脱中心的眼差しを持った作曲家であり、その精神は近年のこのグループのプログラミングにも色濃く反映している。
私は偶然このグループのピアニスト・電子鍵盤楽器奏者を10年間(1980-90)レヴィナスの傍らで努めていたが、演奏会のプログラムの選曲は常に電子的技術の発展や、その理論的展開と同時進行していた。そして、こうした影響や流れの中から生まれてきたのが、現在サチュラシオン(飽和)と呼ばれている一群の作曲家である。ここではその代表的な作曲家である、ヤン・マレシュ、ラファエル・センド、ヤン・ロバンにも目を向けたい。また私自身電子音響に最初に出会い、多くを学んだこのグループの若く探求的だった当時の精神を回想し、複数の楽器が相互に電子的な影響を与え合う作品について構想してみたい。


野平一郎


野平一郎 Ichiro Nodaira

東京藝術大学大学院修了後、パリ国立高等音楽院に学ぶ。現在、作曲家、ピアニスト、指揮者、教育者として国際的に活躍する音楽家。第13回中島健蔵音楽賞(1995)、第44回、第61回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996)、第35回サントリー音楽賞(2004)、第55回芸術選奨文部科学大臣賞(2005)、日本芸術院賞(2018)、第52回ENEOS音楽賞洋楽部門本賞(2022)を受賞。2012年春、紫綬褒章を受章。2021年よりモナコ・ピエール皇太子財団音楽評議員を務める。仙台国際音楽コンクールピアノ部門審査委員長。現在、静岡音楽館AOI芸術監督、東京文化会館音楽監督。東京藝術大学名誉教授、東京音楽大学学長。

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関連企画・トークイベント
「野平一郎 -回想のイティネレールと「飽和」- 

東京現音計画#20〜コンポーザーズセレクション7に向けて

https://x.gd/Tra3Y
日時:2024年2月25日(日)18:00〜(一部チラシで17:00と表示されていますが正しくは18:00開始です)
会場:麻布区民センター講座室
主催:日本アルバン・ベルク協会、東京現音計画
詳細近日発表!




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「託児サービス」サポートについて
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メール宛先:tgkseisaku@gmail.com(担当:福永)
*このサポートは、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]により助成を受けて、東京現音計画が実施しています。




Tokyo Gen’On Project#19 Musician’s Selection 7: Masanori Oishi 2 with Yasuaki Shimizu

Director: Masanori Oishi

Date: Tuesday, July 4, 2023, 19:00 start (open 30 minutes prior to performance)
Venue: Suginami Kokaido Small Hall (1-23-15 Kami-ogi, Suginami-ku, Tokyo)
https://www.suginamikoukaidou.com/access/

Performer: Tokyo Gen’On Project 
Sumihisa Arima (electronics), Masanori Oishi (saxophone), Yoshiko Kanda (percussion), Aki Kuroda (piano), Shinya Hashimoto (tuba)

Guest: Yasuaki Shimizu (tenor saxophone), Carl Stone (laptop)

Program (order to be determined)

Yasuaki Shimizu: Carl’s Wild Garden(Seeds, Rain, Work, Be Flat)(2012),
Suiren (1982)
Asa (2005)
-Improvisation by Yasuaki Shimizu and Carl Stone
John Zorn: from Ecomia – five pieces for piano solo (2018)
Anthony Braxton: Composition 131
Dror Feiler: From Here and From Now (2023) W.P.
-Improvisation by Dror Feiler and Sumihisa Arima

Organized by: Tokyo Gen’On Project
Supported by: The Nomura Foundation, Japan Arts Counsil, Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture Arts Council Tokyo, Japan Chamber Music Foundation

Tickets  (tax included) : Advance: Adults 3000 yen, College and University Students 1000 yen
Door: ¥3,500
Confetti discount: 2,500 yen (limited to Confetti transactions, first-come-first-served basis)
Free for high school students and younger

Ticket handling: Confetti http://confetti-web.com/tgk19

Inquiries: Tokyo Gen’On Project Office (Naya Collective)
E-mail: tgkseisaku@gmail.com
Phone: +81 50-5532-5022 (weekdays 11:00-18:00)


東京現音計画#19~ミュージシャンズセレクション7:大石将紀2〜清水靖晃を迎えて

プログラム監修:大石将紀

日程:2023年7月4日(火)19:00開演(開場30分前)
会場:杉並公会堂小ホール(東京都杉並区上荻1-23-15)
https://www.suginamikoukaidou.com/access/

メンバーがプログラミングを行うミュージシャンズセレクション、サクソフォンの大石将紀が再登場。
独自のボーダーレスな活動で日本の音楽界に異彩を放ち続ける作曲家/サクソフォニスト・清水靖晃をメインゲストに、他ジャンルから現代音楽へ向けた多彩な角度のアプローチを特集。
現代音楽ストレートゾーンへの直球/変化球、さて東京現音計画のメンバーは打ち返せるか?

演奏:東京現音計画 
有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、 黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)

ゲスト:清水靖晃(テナー・サクソフォン)、カール・ストーン(ラップトップ)

プログラム(順番未定)
清水靖晃《カールズ・ワイルド・ガーデン(シーズ、レイン、ワーク、ビー・フラット)》(2012)、《睡蓮》(1982)《あさ》(2005)
清水靖晃、カール・ストーンによる即興演奏
ジョン・ゾーン《エコミア》ピアノソロのための5つの小品より(2018)
アンソニー・ブラクストン《作品131》
ドロール・ファイラー《ここから、そして今から》(2023 世界初演)
ドロール・ファイラーと有馬純寿による即興演奏

Yasuaki Shimizu: Carl’s Wild Garden(Seeds, Rain, Work, Be Flat)(2012),
Suiren (1982), Asa (2005)
-Improvisation by Yasuaki Shimizu and Carl Stone
John Zorn: from Ecomia – five pieces for piano solo (2018)
Anthony Braxton: Composition 131
Dror Feiler: From Here and From Now (2023) W.P.
-Improvisation by Dror Feiler and Sumihisa Arima

*出演者、演目は変更になる場合があります。

舞台監督:鈴木英生(カノン工房)
照明:菅勝治
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)
フライヤー&ロゴデザイン、写真:松蔭浩之

主催:東京現音計画
助成:公益財団法人 野村財団
   芸術文化振興基金助成事業
   公益財団法人 日本室内楽振興財団
   公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

協力:有限会社ハリーケン、モモ・カンパニー

チケット(税込):全席自由
 前売 一般3000円、大学生・専門学校生1000円
 当日 3500円
カンフェティ割 2500円(カンフェティ取扱限定、先着順)
高校生以下無料(本番前日までに問い合わせ先メールアドレス宛にお申し込みください)

*学生券は入場時に学生証等の提示が必要です。
*未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い:カンフェティ
http://confetti-web.com/tgk19
フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)
・ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください。
・チケットレス「レスQ」もご利用可能です。

問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ)
メール:tgkseisaku@gmail.com(@は半角に直してください)
電話: 050-5532-5022(平日11:00〜18:00)





公演に向けて  大石将紀

東京現音計画はメンバー各々が現代音楽のみならず、その境界線上にある、もしくは隣接したジャンルの演奏も得意としている。それが自由で柔軟性のあるコンサートプログラミングに結実しているわけだが、これまで現代音楽作曲家が他ジャンルにアプローチした音楽を積極的に取り上げる一方で、逆のアプローチ、すなわち他ジャンルのミュージシャン、または作曲家による、現代音楽へのアプローチを試みた楽曲は意外にもそれほど扱ってこなかった。
本公演では「他ジャンルからの現代音楽へのまなざし」をテーマとし、1970年代よりロックやエレクトロニクス等ジャンルにおさまらない活躍を続ける作曲家・サクソフォニスト・音楽プロデューサー、清水靖晃さんをメインゲストにお迎えする。オリジナル作品はもとより、J.S.バッハの編曲作品や、映画音楽、テレビドラマ音楽などの作曲家としての活動が広く知られているが、清水さんとは「無伴奏チェロ組曲」演奏会でサクソフォネッツの一員として参加したことをきっかけに、以降一緒に演奏する機会を度々いただいている。
今回の演目の一つ、清水さんとカール・ストーンさんとの協働による現代音楽作品《カールズ・ワイルド・ガーデン》は2012年に大石が委嘱した作品。その他79年から83年まで清水さんを中心に活躍した伝説のグループ「マライア」の曲の中から、また比較的近年の清水さんのサクソフォネッツとのプロジェクトであるペンタトニックを使った作品から1曲づつ東京現音計画のためにアレンジしていただいた。また前半の部ではアンソニー・ブラクストン、ドロール・ファイラーの新曲、ジョン・ゾーンの作品を配し、本公演は全て4人の作曲家、そして「サクソフォニスト」の作曲作品とした。
清水さんとの共演によって今まで以上に東京現音計画の新しい一面を聴いていただける予感がしている。



大石将紀 Masanori Oishi
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、03年に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。サククラシカル・サクソフォン奏者として、主に現代音楽の分野で多数の世界、日本初演に携わる。
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、03年に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業後、同音楽院室内楽科第3課程を修了、08年帰国。その後は国内を初めヨーロッパやアジアにおいて音楽祭の出演やマスタークラス、リサイタルを開催している。令和元年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、また東京現音計画メンバーとして第13回佐治敬三賞受賞。現在大阪音楽大学特任准教授、東京藝術大学、洗足学園音楽大学講師、エリザベト音楽大学特別講師。www.m-oishi.com

清水靖晃 Yasuaki Shimizu
作曲家、サキソフォン奏者、音楽プロデューサー。これまでに40枚以上のアルバムを発表。取り分け1980年代にリリースした『案山子』や実験的ロックバンド、マライア『うたかたの日々』が欧米の若い世代を中心に注目を集めており、2018年のヨーロッパ・ツアーでは北欧最大の音楽フェス、ロスキレ・フェスティバルにも出演した。サキソフォネッツ名作曲家、サキソフォン奏者、音楽プロデューサー。これまでに40枚以上のアルバムを発表。取り分け1980年代にリリースした『案山子』や実験的ロックバンド、マライア『うたかたの日々』が欧米の若い世代を中心に注目を集めており、2018年のヨーロッパ・ツアーでは北欧最大の音楽フェス、ロスキレ・フェスティバルにも出演した。サキソフォネッツ名義では、90年代後半に世界で初めてテナーサクソフォンのために編曲・演奏したバッハ「無伴奏チェロ組曲」を発表。次ぐ『ペンタトニカ』(06年)では西洋音楽と対位するオリジナルの五音音階作品を収録。2015年には「ゴルトベルク変奏曲」をサクソフォン5本とコントラバス4本という前代未聞の編成で編曲、録音したアルバムをリリースした。 ジャンル問わず様々なアーティストへの楽曲提供やプロデュースも手がける一方、映像作品の音楽制作も多数。アカデミー賞ノミネート作品『キューティー&ボクサー』(13 年)では、シネマ・アイ・オナーズで作曲賞を受賞している。http://yasuaki-shimizu.com


Tokyo Gen’On Project#18 Critics’ Selection 2: You Nakai “ZOOMUSIC”

19 Decenber 2022
open18:30, start 19:00
Suginami Kokaido Small Hall (Kamiogi 1-23-15, Suginami-ku, Tokyo)

Director: You Nakai

Saxophone: Masanori Oishi
Tuba: Shinya Hashimoto
Piano: Aki Kuroda
Percussion: Yoshiko Kanda
Electronics: Sumihisa Arima

Program:
Koki Fukuda: staff meeting in progress (2022)
Akiko Koga: m(usi)c (2022)
Varun Kishore: peculiar convergence chamber for Zoom, saxophone, tuba, piano(2022)
Jenn Kirby: music: a movement (2022)
G Douglas Barrett:  i am sitting in a zoo (on zoom) in memoriam, Alvin Lucier (2022)
Aiko Kono: music, in volumes (2022)

Hall admission ticket: advance ¥3000, student advance ¥1000, door ¥3500
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=69420&

Zoom distribution: Free of charge
How to watch: please register using the form below.
https://forms.gle/9nXaMqcj4kSfWF256
Deadline for subscription: 24:00 on Sunday 18 December 2022 (Japan time).

Supported by Nomura Foundation, Japan Arts Council

contact: nayac@mc.point.ne.jp




Zoomusic Selection

The COVID-19 pandemic brought a sudden and drastic change to our daily lives. As social distance was advocated to prevent the spread of infection, the use of various technologies for staging a virtual contact with others spread as quickly as the virus to compensate for the loss of physical contact. Music also followed this trend and concerts using ZOOM and other online communication systems began to take place everywhere. However, the majority of these attempts appeared to only aim at virtually reproducing the sort of musical experience people had been accustomed to, and not many of them took advantage of this change in the media environment to rethink the way music is composed, performed, and experienced.

In this concert, we will imagine that ZOOM could be regarded not as a transparent medium for simulating what has been lost, but as a “musical instrument” equipped with particular biases and affordances, and that there could be a new genre of music that can only be performed and experienced via this instrument: ZOOMUSIC.

Like all technology, ZOOM is biased by the political and economic forces and historical circumstances that created it, and functions by enabling many things while inhibiting many others. As we explore the specific nature of this instrument——its unique signal processing algorithm, interface design, the degree of indeterminacy, or the way it coordinates sound and image——the conceptual categories usually applied to music such as performer/audience, score/instrument, live/recording, music/non-music become dissolved, forcing us to think, perform, and experience music in unusual ways. For example, music performance could overlap extensively with filmmaking, and the very idea of “composition” or “work” might be called into question. On the other hand, choosing to experience ZOOMUSIC offline might approximate being present at a public broadcast of a television program, perhaps changing the meaning of an in-person music concert.

Please join us for a concert in the time of (post-)COVID-19, where strange new forms of music and pseudo-music will roam around inside and outside the venue, perhaps a bit like the park that places wild animals on display evoked by its title. The only thing we ask in advance is for you to make a selection (like a good critic): whether to experience it online or in-person.

You Nakai

(No Collective/Already Not Yet/Side Effects Laboratory Of the University of Tokyo)

You Nakai makes music(ians), dance(rs), haunted musical houses, nursery rhymes, and other forms of performances as a member of No Collective (nocollective.com), and publishes experimental children’s books and other literary oddities as a member of Already Not Yet (alreadynotyet.org). His extensive research on David Tudor’s music has been published as Reminded by the Instruments: David Tudor’s Music (Oxford University Press, 2021 remindedbytheinstruments.info). Other recent Tudor-related outputs include the double LP+booklet, Monobirds: From Ahmedabad to Xenon (Topos, 2021). You is currently affiliated with the University of Tokyo where he teaches curiosities such as “Archi-Choreographies,” “Zoomusic,” or “Fake Western Music History,” and hosts the Side Effects Laboratory of the University of Tokyo (selout.site).


東京現音計画#18〜クリティックズセレクション2:中井悠〜ZOOMUSIC

日程:2022年12月19日(月)19:00開演(開場18:30)
会場:杉並公会堂小ホール(東京都杉並区上荻1-23-15)

プログラム監修:中井悠

ひとりの研究者・批評家にプログラム監修を託すクリティックズセレクション、第2弾は中井悠が登場。
瞬く間に世界の標準アプリとなったZoomを、楽器として捉える試み。米大学院とのヴァーチャルレジデンシーや全世界への作品公募を経て、ホールでの実演と、Zoom配信の両刀使いでお贈りします。
国際的に活躍するアーティストでもある中井、東京現音計画のヴィルトゥオーゾ陣との邂逅が生み出す化学反応に、乞うご期待!

プログラム:
福田考樹《staff meeting in progress》 (2022)
古賀晶子 《m(usi)c》(2022)
ヴァルン・キショール《peculiar convergence chamber》サクソフォン、チューバ、ピアノのための(2022)
ジェン・カービィー《music: a movement》(2022 公募作品)
G・ダグラス・バレット《I AM SITTING IN A ZOO (ON ZOOM)》アルヴィン・ルシエを偲んで(2022)
荒野愛子《music, in volumes|巻物音楽》(2022)

演奏:東京現音計画 
有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)

主催:東京現音計画
舞台監督:鈴木英生(カノン工房) 
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)
フライヤー&ロゴデザイン、写真:松蔭浩之
協力:東京大学副産物ラボ+芸術創造連携研究機構、帝塚山学院大学、有限会社ハリーケン、モモ・カンパニー

助成:公益財団法人野村財団、芸術文化振興基金助成事業

【ホール入場チケット】
全席自由(税込)
前売一般3000円、前売大学生・専門学校生1000円、当日券3500円
カンフェティ割2500円(カンフェティ限定、先着順)

高校生以下無料(要予約。問い合わせ先のメールアドレス宛にお申し込みください)

ホール入場チケット取扱い:カンフェティ *発売開始10/31(月)10:00〜
Web:https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=69420&
フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)
・ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください。
・Webからお申込の際には、クレジットカード決済、またはチケット受け取り時にセブン-イレブン店頭でお支払いの、どちらかをお選びいただけます。
・クレジットカード決済を選択された場合、チケット受け取りはお申込みより4日後からとなります。

Confetti[カンフェティ]

【Zoom配信】
・視聴無料
・視聴方法:下記フォームよりお申し込みください。
 https://forms.gle/9nXaMqcj4kSfWF256
・視聴申し込み締め切り:2022年12月18日(日)24時まで

問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ)
メール:nayac@mc.point.ne.jp
電話:050-5532-5022(平日15:00〜19:00)




ZOOMUSICセレクション

COVID-19の蔓延はかつてない規模で人間の生活を一変させました。感染を防ぐためにソーシャル・ディスタンスが謳われ、物理的接触が禁じられる一方で、禁じられた物理的接触を補うためにヴァーチャルな接触を可能にするさまざまな遠隔技術がウイルスと同じくらいの速さで広がったことはまだ記憶に新しいでしょう。音楽の営みもまたこの流れに呑み込まれ、ZOOMをはじめとするオンライン・コミュニケーション・システムを使ったコンサートがあちこちで行なわれるようになりました。ただし、こうした試みのほとんどは、それまで慣れ親しんできた音楽体験のヴァーチャルな再現を目指すばかりで、メディア環境の変化を積極的にとらえて、作曲と演奏、そして視聴の方法を根底的に再考し、新しい音楽を新しいかたちで創造するきっかけとする試みはなかなか見当たりませんでした。

このコンサートではZOOMを、失われた営みをシミュレートするための透明な装置ではなく、固有の特性を持った「楽器」と見なし、その楽器によってのみ演奏・視聴可能な音楽のジャンルがあったとすればという空想にもとづき、世界各地の作曲家や音楽家からじっさいにそのようなZOOMUSICを集めて、オンラインとオフラインで同時に上演します。

あらゆるテクノロジーと同じく、ZOOMもそれを生み出した政治経済的な力学と歴史的な状況によって癖づけられ、さまざまなことを可能にしながら、さまざまなことを抑制することで機能しています。このシステム固有の信号処理の仕方、インターフェース・デザイン、音と映像の結びつきや不確定性の度合いなどをくわしく探れば探るほど、「演奏者/観客」、「楽譜/楽器」、「生/再生」、「音楽/音楽以外」などの凝り固まった概念区分は解きほぐされ、これまでとは別の仕方で音楽を構想、演奏、経験することを余儀なくされます。たとえば音楽制作は映画制作とほとんど見分けがつかなくなり、「作曲」や「作品」というきわめて観念的な単位は疑いの目を向けられるかもしれません。またZOOMUSICの演奏をあえてオフラインで経験することは、テレビ番組の公開放送に立ち会うような感覚を生み出し、対面式コンサートの意味を変えてしまうかもしれません。

タイトルが喚起する動物園さながら、新奇の音楽と音楽もどきたちが会場の内外をうろつきまわる(ポスト)コロナ時代のコンサートにふるってご参加ください。たったひとつ事前にお願いしたいのは、オンラインとオフラインのどちらで経験するのかを、それぞれの観客が(良いクリティックさながら)セレクトすることです。

中井悠(No Collective/Already Not Yet/副産物ラボ)


中井悠 ◉ You Nakai
No Collectiveの一員として音楽(家)、ダンスもどき、お化け屋敷、わらべ歌などを世界各地で制作(http://nocollective.com)、出版プロジェクトAlready Not Yetとして実験的絵本やことわざ集などを出版(http://alreadynotyet.org)。制作の傍らで音楽、影響や癖について研究を行なう。最近の仕事としてデーヴィッド・チュードアの研究書 Reminded by the Instruments: David Tudor’s Music(オックスフォード大学出版局、2021年)や、チュードアの未発表音源を収めた二枚組LPと論考Monobirds: From Ahmedabad to Xenon(TOPOS、2021年)。2021〜22年ヴァージニア大学大学院作曲コースのヴァーチャル・レジデンシー・アーティスト、2022〜24年札幌国際芸術祭ラボ「サイド・プロジェクト」のアーティスティック・リサーチャー。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)+芸術創造連携研究機構准教授。東大副産物ラボ主宰(http://selout.site)、令和4年度東京大学卓越研究員。


東京現音計画 à la carte 8 藤井一興&黒田亜樹 メシアン没後30年に寄せて〜オリヴィエ・メシアン《アーメンの幻影》

東京現音計画 à la carte 8
藤井一興&黒田亜樹〜メシアン没後30年に寄せて
オリヴィエ・メシアン《アーメンの幻影》

会場:ヤマハ銀座コンサートサロン(東京都中央区銀座7-9-14)
日時:2022年12月25日(日)
   昼公演 14:00開演、夜公演 18:00開演(開場各30分前)

演目:オリヴィエ・メシアン《アーメンの幻影》2台ピアノのための(1943)
   Olivier Messiaen: Visions de l’Amen

ピアノ:藤井一興 Kazuoki Fujii
    黒田亜樹 Aki Kuroda

東京現音計画のメンバーが自由に企画するアラカルトシリーズ、第8弾。
メシアンの愛弟子であり、メシアン国際コンクールで最高位を受けた藤井一興。
東京現音計画のみならず、ジャンルを超えて創造的な活動を展開する黒田亜樹。
二人のピアノがクリスマスに炸裂する「アーメンの幻影」、降臨。

主催:東京現音計画
共催:ヤマハミュージックジャパン
企画:黒田亜樹
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)

チケット(税込):前売4000円、学生券3000円(当日各500円増し)
*学生券は入場時に学生証等の提示が必要です。
*未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い:カンフェティ
https://www.confetti-web.com/ 
フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)

Confetti[カンフェティ]

・ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください。
・チケットレス「モバパス」もご利用可能です。
・Webからお申込の際には、クレジットカード決済、またはチケット受け取り時にセブン-イレブン店頭でお支払いの、どちらかをお選びいただけます。
・クレジットカード決済を選択された場合、チケット受け取りはお申込みより4日後からとなります。

問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ)
メール:nayac@mc.point.ne.jp
電話: 050-5532-5022(平日15:00〜19:00)


藤井一興 Kazuoki Fujii
東京芸術大学入学後、パリ・コンセルヴァトワールにて作曲科、ピアノ伴奏科ともに一等賞で卒業。パリ・エコール・ノルマルにてピアノ科を高等演奏家資格第一位で卒業。メシアン、イヴォンヌ・ロリオ、ピュイグ=ロジェの各氏に師事。入賞した国際ピアノコンクールの数は10以上に及ぶ。CDではメシアン、武満徹、フォーレ作品集などをリリースし、ドビュッシー第3弾「ドビュッシー&ショパン」が2016年秋に発売予定。作曲家としても、毎年新作を発表している。その他、世界初のフォーレのピアノ全集の校訂を担当し、全 5 巻完結を春秋社より出版している。現在、東邦音楽大学大学院大学および東邦音楽総合芸術研究所特任教授、桐朋学園大特任教授。http://park18.wakwak.com/~kazuokifujii/

黒田亜樹 Aki Kuroda
東京芸術大学卒業、伊ペスカーラ音楽院高等課程を最高位修了。フランス音楽コンクール第1位。ジローナ20世紀音楽コンクール現代作品特別賞。現代音楽演奏コンクール優勝、朝日現代音楽賞。ビクター『タンゴ2000』『タルカス&展覧会の絵』、伊LIMENレーベル『ブルグミュラーエチュード全曲集』DVDなど録音多数。サルデーニャのSpazio Musica現代音楽祭、シチリアのエトネ音楽祭などイタリアを中心に活動。作曲家の指名により録音した『Piano Collections FINAL FANTASY』等によっても親しまれている。2014年『火の鳥〜20世紀ピアノ編曲集』を伊オドラデクよりリリース、英BBCミュージックマガジンにて五つ星、レコード芸術誌にて特選盤。http://www.kuroaki.net/


【オンライン公演】シャーロッツヴィル現音計画

No Collective+米ヴァージニア大学大学院作曲家+東京現音計画

~ヴァージニア大学レジデンシープログラム・コンサート(Zoom)

日時(日本時間):

2022年4月30日(土)22:00~、5月1日(日)10:00~

(2回公演、各約2時間)


アメリカの名門ヴァージニア大学で、中井悠を中心とするNo Collectiveと東京現音計画が、初のバーチャルレジデンスを実施。全世界に浸透したメディアツール「Zoom」を楽器として音楽を生み出すというNo Collectiveのコンセプトに、大学院で作曲とコンピュータ技術を専攻する作曲家たちと東京現音計画が半年にわたって挑んだ共同作業の成果を、オンラインで発表します。

コロナ禍で通常のレジデンスが困難となったがゆえに実現した、国境を超えたコラボレーション。4カ国にまたがる時差と言語の壁を乗り越えて生み出す、まったく新しい音楽体験にご期待ください。

視聴はこちらのサイトから:「Zoom link for both performances」のボタンをクリック!

https://music.virginia.edu/no-collective-residency-tokyo-genon-project



視聴料:無料




プログラム(いずれも2022世界初演):

-Brian Lindgren: Eight Scattered Thoughts – Experiments in Failure for tuba, baritone saxophone, marimba, piano and electronics processing

-Juan Carlos Vasquez: DOREP ÁMPORA for percussion   

-Varun Kishore: peculiar convergence chamber for Zoom, saxophone, tuba, piano

-Omar Fraire: 3つの冒涜 tres profanaciones performance for Tuba and electronics

-Matias Vilaplana Stark: all my friends are gone for piano and looper over Zoom

-Daniel Fishkin: THERE’S ALWAYS SOMETHING WRONG WITH THE TRUTH for tuba, saxophone, percussion, piano, and electronics


司会:No Collective(司会は英語と日本語で行ないますが、回によって各言語の比重が異なる可能性があります)


演奏:東京現音計画:有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)



主催:The University of Virginia, Department of Music






経歴

No Collective:(中井悠、Kay Festa、Ai Chinen、Jay Barnacle、Earle Lipski、その他)パフォーマンスの物理的/非物理的なインフラを探究するパフォーマンスを制作・上演する集団(もどき)。2008年の設立以来、音楽(家)、舞踏(家)、演劇、台本、絵本やお化け屋敷を世界各地で発表してきた。2014年にはLeonardo Music Journal(MIT Press)により、いまテクノロジーを使って新しいことをしているアーティストの一人に選出された。彼らの作品の詳細な分析や研究は、Perspectives of New Music、TDR、Performing Arts Journalなど、さまざまな学術誌に掲載されてきた。出版プロジェクトAlready Not Yetも運営し、アルゼンチンの作曲家Ellen C. Covitoの作品集や、ベルリンのMuseum der Unerhoerten Dingeのカタログ・レゾネ、子どもによって書かれた実験的な絵本やことわざ集など風変わりな文学作品を刊行している。(nocollective.com / alreadynotyet.org)


【公演情報】東京現音計画#17~ミュージシャンズセレクション6:神田佳子『シュトックハウゼンー雷電』〜江戸現音計画化

メンバーがプログラミングを行うミュージシャンズ・セレクション、打楽器の神田佳子が初登場。
シュトックハウゼンの日本の伝統文化に影響を受けた作品にフォーカス。また神田佳子の江戸愛が炸裂する新作《雷電為右衛門》も世界初演。
現音計画が独自の作法で「日本」と四つに組む、初めての試み。さて丁髷は結うのか?

プログラム監修:神田佳子

日程:2022年7月7日(木)19:00開演(開場30分前)
会場:杉並公会堂小ホール
(東京都杉並区上荻1-23-15)

演目:
第一部
カールハインツ・シュトックハウゼン
《歴年》より「サクソフォン」ソプラノサクソフォンとボンゴのための(1977)
《ソロ》メロディ楽器とフィードバックのための(1965/66)
第二部
カールハインツ・シュトックハウゼン
《ミクロフォニー I》タムタム、2マイクロフォン、2フィルターとポテンショメータのための(1964)※
第三部
神田佳子《雷電為右衛門》 (2022世界初演)

Karlheinz Stockhausen:
-Saxophon (aus Jahreslauf) für Sopransaxophon und Bongo (1977)
-Solo für Melodieinstrument mit Rückkopplung (1965/66)
-Mikrophonie I für Tamtam, 2 Mikrophone, 2 Filter und Regler (1964)
Yoshiko Kanda: Raiden (2022 W.P.)

演奏:東京現音計画 
有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、 黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)

客演:佐原洸(エレクトロニクス)※

助演:石﨑元弥、髙木雅也、戸崎可梨


楽曲アドヴァイザー:松平敬

舞台監督:鈴木英生(カノン工房)
照明:菅勝治
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)
フライヤー&ロゴデザイン、写真:松蔭浩之

主催:東京現音計画
助成:公益財団法人野村財団、芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人日本室内楽振興財団
協力:有限会社ハリーケン、帝塚山学院大学、モモ・カンパニー

チケット:全席自由(発売開始2022年4月18日)
前売 一般3000円、大学生・専門学校生1000円(税込)
当日 3500円
カンフェティ割 2500円(カンフェティ取扱限定、先着順)
高校生以下無料(本番前日までに問い合わせ先のメールアドレス宛にお申し込みください)

*学生券は入場時に学生証等の提示が必要です。
*未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い:カンフェティ
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=65992&
フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)

・ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください。
・チケットレス「モバパス」もご利用可能です。
・Webからお申込の際には、クレジットカード決済、またはチケット受け取り時にセブン-イレブン店頭でお支払いの、どちらかをお選びいただけます。
・クレジットカード決済を選択された場合、チケット受け取りはお申込みより4日後からとなります。

問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ)
メール:nayac@mc.point.ne.jp
電話: 050-5532-5022(平日15:00〜19:00)




ディレクターズノート 神田佳子

今宵の東京現音計画は、「粋でいなせ」な江戸現音計画に。

・江戸現音計画化 其の一
海外の芸術家が日本に興味を持つ視点は、江戸時代までに育まれて来た文化に向けられることが多いが、新鮮かつ客観的な視点で捉えられた日本、または江戸を意識できるような作品を収集し、その中から東京現音計画で演奏してみたいと思ったのが、シュトックハウゼンの作品だった。
今回取り上げる作品は、初演された当時には相当困難であった技術や奏法も、時を経て、今だからやり易くなったともいえるが、初演当時の苦労を思い浮かべ、さらに、影響されたと思われる日本の文化を意識しながら、逆輸入し、現音計画=昔音計画として取り組み、無意識に和の文化が遺伝子に組み込まれている?であろう東京現音計画が演奏することで、日本の美意識を現代に再定義する機会としたい。

・江戸現音計画化 其の二
無類の強さで相手を圧倒した史上最強の力士「雷電為右衛門」をテーマにあげる。相撲は神話の時代から始まるが、所作、しきたり、土俵入りの型、といった様々な様式美の基礎は江戸時代に出来上がった。力士から聴こえる稽古、取組の音から、土俵築、呼び出しの打つ相撲太鼓や柝の音、幟や化粧廻しの配色やデザイン、びん付け油の匂いまで、様々な要素が相まって作り上げられる世界観はまさに江戸の生んだ総合芸術である。その相撲の取組の緊張感や間合い、呼吸には、一音に集中して叩くことやセッションと共通する感覚を覚えるが、江戸時代のスーパースター「雷電」を現代音楽の土俵にあげて、総合芸術として取り組んでみたい。

「7月7日は相撲節会(すまいのせちえ)の日。この偶然は土俵の神の思し召しか(⁈)」

神田佳子 Yoshiko Kanda  打楽器奏者&作曲家
東京藝術大学卒業及び同大学院修了。ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会で奨学生賞を二度受賞。現代音楽のスペシャリストとして、オーケストラとの共演や音楽祭への参加に加え、多くの作曲家との共同作業や作品の初演を通して、打楽器演奏の可能性を追究してきた。一方、作曲家として自作の打楽器アンサンブル作品集CD「かえるのうた」をリリースの他、国内外で数多くの作品が演奏されている。また、相撲太鼓を所有するほどの生粋の好角家。相撲にまつわる「SUMO-TAIKO」、相撲組曲「Xe」なども作曲し、心技体をキーワードに相撲と音楽の真髄を探究中。8月には浪曲地歌「初代高砂浦五郎」初演予定。http://www.yoshiko-kanda.com/





新型コロナ禍における来場者へのお願い
1)37.5℃以上の発熱、体調不良のほか、感染の疑いがある場合は来館をお控えください。
2)マスクを着用してください。マスクのない方はご入場できません。
3)入館時は手指の消毒をしてください。
4)ロビー等では(同居家族以外の)お客様とはできるだけ2m(最低1m)の間隔を空けてください。
5)終演後、出演者とのご面会はご遠慮いただく場合があります。また花や差し入れはお控えください。
6)緊急時には、お客様の情報を必要に応じて保健所等への公的機関へ提供することがあります。あらかじめご了承ください。


【東京現音計画:à la carte 7】有馬純寿+檜垣智也デュオリサイタル with ヴァーチャル東京現音計画

ライブ・エレクトニクス/マルチチャンネルとアクースモニウム。異なるスタイルの電子音響音楽演奏の第一人者たちによるデュオリサイタル、9年ぶりの第2弾。
東京現音計画メンバーの演奏音源を用いた既存作品の電子音響ヴァージョンや、今回のために両名が制作する東京現音計画メンバーの音源を使用した新作を発表。


日程:2021年12月13日(月)開演19:00(開場18:00、18:20からプレトークあり)
会場:トーキョーコンサーツ・ラボ(東京都新宿区西早稲田2-3-18)
https://tocon-lab.com/

出演:有馬純寿、檜垣智也
ディレクター:有馬純寿

Program

ケイト・ムーア《センシティヴ・スポット》(2005)
Kate Moore: Sensitive Spot (2005)
音源:黒田亜樹(piano)、山田岳(guitar、ゲスト)
演奏:有馬純寿

テリー・ライリー《トレッド・オン・ザ・トレイル》 (1965/2017)
Terry Riley: Tread on the Trail (1965/2017)
音源:大石将紀(saxophone)
演奏:有馬純寿

有馬純寿《神田写真店》録音された打楽器のための(2021、初演)
Sumihisa Arima: Kanda’s Photoshop for recorded percussion (2021 W.P.)
音源:神田佳子(percussion)
演奏:檜垣智也

平石博一《スリーピング・チューバ》(2021、初演)
Hirokazu Hiraishi: Sleeping Tuba (2021 W.P.)
音源:橋本晋哉(tuba)
演奏:有馬純寿

檜垣智也《入院患者たち》(2016)
Tomonari Higaki: Inpatients (2016)
同名の映像作品(映像:七里圭)のサウンドトラックのみ上演
詩:松井茂 
演奏:檜垣智也

檜垣智也《オルガニカ/リトミカ/アクースマティカ》(2021、初演)
2人のサウンド・プロジェクショニストのためのアクースマティック・ミュージック
Tomonari Higaki: Organica/rhythmica/acousmatica (2021 W.P.)
Acousmatic Music for two sound Projectionists

音源:橋本晋哉(serpent)、神田佳子(percussion)、大石将紀(saxophone)、黒田亜樹(piano)、有馬純寿(electronic sound)以上東京現音計画、檜垣智也(sound object、synthesizer)
演奏:檜垣智也、有馬純寿

チケット(税込):一般3,000円、学生2,500円
*会場での当日券の発売はありません。必ず来場前にチケットをお求めください。
*チケット受付は原則として開演時間まで購入可能ですが、定員に達し次第終了します。
*学生券は入場時に学生証等の提示が必要です。
*未就学児の入場はご遠慮ください。*発売開始:8/30(月)10:00〜

チケット取り扱い:Confetti(カンフェティ)
Web:https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=62562&
フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)
・ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください。
・Webからお申込の際には、クレジットカード決済、またはチケット受け取り時にセブン-イレブン店頭でお支払いの、どちらかをお選びいただけます。
・クレジットカード決済を選択された場合、チケット受け取りはお申込みより4日後からとなります。
・チケットレス「モバパス」もご利用可能です。

問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ)
メール:nayac@mc.point.ne.jp
電話: 050-5532-5022(平日15:00〜19:00)
https://tokyogenonproject.net/

主催:東京現音計画
制作統括:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)
フライヤー、ロゴデザイン、東京現音計画写真:松蔭浩之

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

新型コロナ禍における来場者へのお願い
1)37.5℃以上の発熱、体調不良のほか、感染の疑いがある場合は来館をお控えください。
2)マスクを着用してください。マスクのない方はご入場できません。
3)入館時は手指の消毒をしてください。
4)ロビー等では(同居家族以外の)お客様とはできるだけ2m(最低1m)の間隔を空けてください。
5)客席は、安全に考慮し、使用座席数を減らしております。
6)終演後、出演者とのご面会はご遠慮いただく場合があります。また花や差し入れはお控えください。
7)緊急時には、お客様の情報を必要に応じて保健所等への公的機関へ提供することがあります。あらかじめご了承ください。