08/11 東京現音計画#05 コンポーザーズセレクション3:稲森安太己

コンポーザーズセレクション第三弾は、独ケルンを拠点に著しい活躍をみせる作曲家、稲森安太己。ミュージックシアターの大御所ツァンガリス、近年ヨーロッパで人気の高いガーデンシュテッターによる二つの大作を軸に、日本で初めての紹介となる若手ヒュルッカー、ヒュブナー作品を配す。稲森自身による委嘱新作2曲を加えて、東京現音計画が挑む「現代音楽、もうひとつの王道」。

2015年8月11日(火) 18:30開場 19:00開演
会場:北とぴあ つつじホール(東京都北区王子1-11-1

プログラム監修:稲森安太己

演奏:東京現音計画 エレクトロニクス:有馬純寿
サクソフォン:大石将紀
打楽器:神田佳子
ピアノ:黒田亜樹
チューバ:橋本晋哉
客演:山田岳(エレキギター)

program
プログラム:

マノス・ツァンガリス《ファーデンヴェルク(糸仕事)》
ピアノ、チューバ、グロッケンと音具のための(1992 日本初演)

クレメンス・ガーデンシュテッター《サッド・ソングス》
サクソフォン、エレクトリックギター、ピアノと打楽器のための(2011/12 日本初演)

ネーレ・ヒュルッカー《ネオランプス》
5~10人の奏者とテープのための(2013 日本初演)

オレ・ヒュプナー《カタログ・デクストラテレストレ・デセスペレ(絶望した地球外生命体たちのカタログ)》
仮面をつけた打楽器奏者ための(2011 日本初演)

稲森安太己《息の合う二人》
バリトンサックスとチューバのための(2015委嘱初演)

稲森安太己 《ヘミオラの一族》
4人の奏者とエレクトロニクスによる三拍子製造業(2015 委嘱初演)

※演奏者、曲目は変更になる場合があります。

チケット:
全席自由 前売3000円、大学生2500円(税込)当日は500円増し。
高校生以下無料(要予約。先着10名まで。電話かメールにてお申し込みください)
※大学生以下は学生証等の提示が必要です。 
※未就学児の入場はご遠慮ください。

予約・問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ内)
チケットオンライン:http://www.purple.dti.ne.jp/naya/tickets/
電話・FAX 03-3921-4309(電話は平日の11:00~17:00)
メール:nayac@mc.point.ne.jp

フリーダイヤルでのご予約:
Confetti(カンフェティ)0120-240-540
(平日 10:00~18:00)
※チケットの支払/受取は、お近くのセブン-イレブンで。カードでの決済も可能です。
※発券手数料はかかりません。

主催:東京現音計画
助成:公益財団法人野村財団、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、ドイツ連邦共和国外務省
協力:東京ドイツ文化センター
ピアノ提供:株式会社ヤマハミュージックジャパン
写真、ロゴマークデザイン:松蔭浩之
照明:菅勝治
舞台監督:鈴木英生(カノン工房)
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)

【監修者コメント】
東京現音計画の着眼点は結成当時から常にユニークです。これまでにコンポーザーズセレクションに登壇した作曲家たちのバックグラウンドの多彩さが、日本の現代音楽シーンで顧みられることのなかった作曲家に焦点を当てる機会となっています。このような野心的かつ啓蒙的な試みに共感と賛同の意を表し、日本の演奏会では出会うことが稀な摩訶不思議な演出を伴う作品を中心に、ドイツ、オーストリアの作曲家の作品でプログラムを組みました。私の新作においても、舞台演出や振付けが重要な要素となっています。この演奏会が皆様にとって忘れがたい特別な経験となることを願っています。
稲森安太己

【関連イベント】

8月4日(火)17:00~22:00

杉山洋一による指揮ワークショップ
於:両国門天ホール
受講料:12000円(税込)

8月7日(金) 19:00~
稲森安太己、オレ・ヒュプナーが語るドイツ現代音楽の今(仮題)
於:東京ドイツ文化センター 207教室(ドイツ文化会館2階)
入場料:1000円(税込)
※8/11チケット購入者には500円割引いたします。

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