足立智美「貧富の差はどこから来るのか」CD発売開始

フォンテックから、2014年の東京現音計画#03コンポーザーズセレクション2をプロデュースしていただいた足立智美さんのCD「貧富の差はどこから来るのか」が発売されました。同演奏会の「古代中国の実験音楽 ~楽経から~ 第一番+第二番」 (2014)を収録!

「現代日本の作曲家」シリーズ第51集:足立智美「貧富の差はどこから来るのか」
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08/14 有馬純寿ワークショップ「音の収録を極める」

【両国アートフェスティバル関連企画サマーアカデミー】

日本の現代音楽界における音響・エレクトロニクスの第一人者、有馬純寿による実践ワークショップを開催。
録音やPA、ライブ・エレクトロニクスのマイクロフォンの活用法など、現場に即したノウハウを公開します。
東京現音計画メンバーも演奏者として参加!

日程:2016年8月14日(日) 10:00〜18:00
会場:両国門天ホール
講師:有馬純寿
演奏:東京現音計画

対象:どなたでもご参加いただけます。
内容:録音やPA、ライブ・エレクトロニクスで使用する各種マイクロフォンの違いや、セッティングによる音の変化を、実際に録音や演奏をしながら体験していきます。


08/13 第8回 杉山洋一による指揮ワークショップ

【両国アートフェスティバル関連企画サマーアカデミー】

作曲家/指揮者・杉山洋一と東京現音計画による名物講座、今年もサマーアカデミーに登場!
モーツアルト《交響曲第39番》を題材に、指揮と楽曲分析を通じて「耳を開く」ユニークなワークショップです。

日程:2016年8月13日(土) 10:00〜18:00
会場:両国門天ホール
講師:杉山洋一
ピアニスト:黒田亜樹、加藤真一郎

対象:指揮に興味があり、耳の訓練をしたい方で、以下のいずれかに該当する方。
(1)これまで当ワークショップを受講した方
(2)指揮の経験がある方(プロ・アマ、ジャンル、規模は問いません)
*長らく聴講生のみの募集でしたが、今回受講生の空きができましたので、あらたに募集いたします。

内容:少人数の集団ワークショップで、2台ピアノによる交響曲の指揮に挑戦します。

課題曲:モーツァルト《交響曲第39番》全楽章


写真:松蔭浩之(photo: Matsukage Hiroyuki)



07/09 新しい抵抗に向けて〜東京現音計画#07関連トーク

新しい抵抗に向けて〜東京現音計画#07関連トーク

7月14日の東京現音計画コンサートに向けて、プログラム監修の沼野雄司氏にたっぷりと語っていただきます。ゲストに社会学の毛利嘉孝氏、東京現音計画メンバーも参加して、フル装備のトーク企画、お楽しみに!

日時:2016年7月9日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:Tokyo Concerts Lab.(東京都新宿区西早稲田2-3-18)

出演:沼野雄司(音楽学、桐朋学園大学教授)
   東京現音計画メンバー
ゲスト:毛利嘉孝(社会学・文化研究、東京藝術大学教授)
司会:有馬純寿(東京現音計画代表、帝塚山学院大学准教授)

入場料:1000円(税込)
    東京現音計画#07のチケット持参の方は500円(税込)
    ベルク協会会員、高校生以下無料

予約・問い合わせ:nayac@mc.point.ne.jp(福永)

主催:東京現音計画
共催:日本アルバン・ベルク協会
協力:帝塚山学院大学情報メディア学科


07/14 東京現音計画#07〜クリティックズセレクション1:沼野雄司

東京現音計画#07〜クリティックズセレクション1:沼野雄司
日時:2016年7月14日(木)19:00開演(18:30開場)
会場:北とぴあ つつじホール(東京都北区王子1-11-1)

プログラム監修:沼野雄司

プログラム(4/29更新):
1)Steve Reich (1936-), Pendulum Music for 3 or 4 microphones, amplifiers and loudspeakers
スティーヴ・ライヒ《振り子の音楽》(1968)

2)Paolo Castaldi (1930-), Elisa Per Pianoforte
パオロ・カスタルディ《エリーザ》(1964/67)

3)Chaya Czernowin (1957-), Die Kreuzung for Accordion, alto saxophone, and Tuba
ハヤ・チェルノヴィン《十字路》(1975)

4)Christian Wolff (1934-), Exercise 5 for 2 or more players
クリスチャン・ウォルフ《エクササイズ5》(1973-4)

5)Horaţiu Rădulescu(1942-2008), The Origin for one pecussionist with two bass drums
ホラチウ・ラドゥレスク《オリジン》(1997)

6)Joakim Sandgren (1965-), Objets saisis pour saxophone et ordinateur
ヨアキム・サンドグレン《押収品》(2011-2012)

7)Svetlana Lavrova(1970-), Gravity for oboe, saxophone and electronics
スヴェトラーナ・ラヴロヴァ《重力》 (2013)

8)Louis Andriessen(1939-), Workers Union for any loud-sounding group of instruments
ルイ・アンドリーセン《ワーカーズ・ユニオン》 (1975)


出演:東京現音計画
メンバー:有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)、神田佳子(打楽器)、黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)
客演:宮村和宏(オーボエ)、大田智美(アコーディオン)

主催:東京現音計画
助成:公益財団法人野村財団、芸術文化振興基金助成事業
後援:公益財団法人北区文化振興財団
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)

チケット:前売3000円、大学生・専門学校生1000円(税込)、当日 各種一律3500円、高校生以下無料
※大学生以下は学生証等の提示が必要です。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※車椅子席をご希望の方は事前に問い合わせ先までご連絡ください。

発売開始:2016年4月11日(月)
ほくとぴあメンバーズ先行割引発売:2016年3月31日(木)〜

予約・問い合わせ:東京現音計画事務局(ナヤ・コレクティブ内)
チケットオンライン:http://www.purple.dti.ne.jp/naya/tickets/
メール:nayac@mc.point.ne.jp
フリーダイヤルでのご予約:Confetti(カンフェティ)0120-240-540(平日10:00〜18:00)
※オンライン、フリーダイヤルでのチケットの支払/受取は、お近くのセブン-イレブンになります。
カードでの決済も可能です。発券手数料はかかりません。

北とぴあ1階チケット売場(窓口のみ10:00〜20:00)

【プログラム監修者より】
新たな抵抗へ向けて Toward Another Resistance

現代音楽とは、何らかの抵抗の謂いである。
 このテーゼが間違っていないならば、それはすなわち最広義においての政治運動に他ならない。かつて「政治と音楽」は大きな主題として我々の前に横たわっていた。政治的なテーマによる作品が多く書かれたというだけではない。重要なのは、社会との関係を検討する中で、あるいは社会とのさまざまな摩擦を経験する中で、音楽という行為の根源を問うような作品が次々に産みだされた点にある。してみると、その後の創作界の「沈滞」の一因は、音楽が政治性を喪失した点にも求められるのではなかろうか。あれから世界の見取り図は大きく変化したけれども、ようやく新しい政治の時代が到来している感触がある。それは単なる右・左といった枠組みを越えた、重層的な抵抗運動を形成するだろう。「東京現音計画」という奇怪な編成のプロジェクト自体、その一端にちがいない。
 今回の演奏会の前半では、かつての「政治の時代」を象徴する1968年前後に書かれた問題作を、後半では90年代以降に書かれたラヴロヴァやラドゥレスクの、いずれもきわめてラディカル=根源的な響きの作品を並べた。全体のプログラムの中から、新しい抵抗の形が浮かびがってくることを祈りつつ。

2015年11月
沼野雄司

沼野雄司 Numano Yuji
東京芸術大学博士後期課程修了。博士(音楽学)。主な研究領域は20〜21世紀音楽。
主な著書に『リゲティ、ベリオ、ブーレーズ 前衛の終焉と現代音楽の未来』(音楽之友社、2005年)、『光の雅歌 西村朗の音楽』(春秋社、2005年、共著)、『日本戦後音楽史 上・下』(平凡社、2007年、共著)など。国内外での学会発表のほか、音楽批評、演奏会・CDライナー解説の執筆、音楽祭の企画・監修、コンクールの審査員、オーケストラや演奏活動の公的助成審査などに幅広く従事。2008年から2009年にかけてハーヴァード大学客員研究員。